あなたは1日にどれくらいの時間をSNSに費やしていますか?
この記事にたどり着いたということは、あなたも少なからずSNSに疲れを感じているのではないでしょうか?
この記事では、SNS(特にインスタグラム)に疲れを感じていた私が実際にSNS断ちをした経験から、その方法やメリット・デメリットをご紹介します。
結論からいうと、私は3ヶ月間SNS断ちを経験したことで、デメリットよりも遥かに多くのメリットを得ることができました。
SNSを休止しようと思った理由
私がSNS断ちをしようと思ったのは、インスタグラムの使用時間が増えるにつれて、光り輝いている他人の日常と自分の生活を比べて落ち込んでしまったりなど、SNSの負の効果を感じるようになったからです。
そして、その状況を断ち切るために、思い切ってSNS断ちを決意しました。
ちなみに、インスタグラムは、メンタリストDaigoさんが紹介している『やめると人生が変わる SNS ランキング』でも、堂々1位にランクインしています。
1位:Instagram
2位:Snapchat
3位:Facebook
4位:Twitter
5位:YouTube
SNS断ちの方法3つ
私が試したSNS断ちの方法は、次の3つ:
➊ SNSアプリをスマホから削除
❷ データ通信量に制限をかける
➌ SNSを見ていた時間を置き換える
30日間だけのつもりで始めたSNS断ちでしたが、気づけば約3ヶ月間SNSを完全に断つことができました。
対象としたのはインスタグラム、Twitter、Facebookで、LINEなどのメッセージアプリは含みません。
途中から私の親友も一緒にSNS断ちを始めたことが、かなり心強かったです。
SNSアプリをスマホから削除
SNS断ちを始めて最初の週に、私は思い切って、SNS関連のアプリをスマホから全て削除しました。
スマホにアプリがなければ、ブラウザからログインするか、アプリを再インスト―ルするしかないので、SNSを断つ方法としては、一番簡単で効果的だと思います。
SNS断ちをスタートして最初の数日、無意識のうちにインスタグラムを開いてしまうことが何度かあったので、インスタグラムにおいてはアカウントも一時停止にしておきました。
インスタグラムの一時停止の方法については『インスタ離れを考える方必見!アカウント一時停止と再開方法│フォロワーからの見え方』を参考にどうぞ。
データ通信量に制限をかける
インスタグラムは、写真や動画中心のSNSであるため、データ通信量が増えてしまいがちです。
私はSNS断ちを始めてから、それまで契約していたデータ通信量の無制限プランを制限ありのプランに変更しました。
データ通信量に制限をかけることで、出先では特にスマホをさわるのを意識的に控えるようになりました。
SNSを見ていた時間を置き換える
SNS断ちを始めてからは、SNSを見ていた時間を他の事にあてるようになりました。
例えば、私の場合、通勤時間にスマホをさわる代わりに、読書をするようになりました。
本とはすっかり疎遠な関係になっていましたが、この方法で最初の1ヶ月の間で本を2冊も読み終えることができました!
ちなみに、その時に読んだのが、SNS断ちに関連する2冊の本です。
スマホとの別れ方
スマホと健康的な関係を築き、人生を取り戻すためのための30日間のプランをまとめた一冊。
『How to Break Up with Your Phone: The 30-Day Plan to Take Back Your Life(スマホとの別れ方)』
~ キャサリン・プライス
実用的なマニュアル本みたいな感じで、スマホとの関係を改善するためのステップがDAY1~DAY30まで、分かりやすくまとめられています。
翻訳版は販売されていないようですが、簡潔にまとめられているので、読みやすい洋書となっています。
デジタル・ミニマリスト
メンタリストのDaiGoさんも推奨の本
『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』
~ カル・ニューポート
この本の著者カル・ニューポートさんは、テック界の『こんまり(片づけコンサルタント 近藤 麻理恵さん)』とも呼ばれ、話題をあつめています。
この本の要約は『DaiGoさん推奨の本『デジタル・ミニマリスト』の要約│デジタル断捨離でスマホ依存を脱却』にまとめてありますので、興味のある方は参考にしてみてください。
実際に3ヶ月SNS断ちをしてみての感想
FacebookやTwitterは、あまり利用していなかったので、特に問題なく離れることができましたが、個人的にインスタグラムを見れないのが最初は辛かったです。
SNSから離れた生活を続けるうちに、次第にその生活に心地よさを感じるようになりました。
実際に約3ヶ月間SNSから離れてみたことで、忙しい日々の中で失いかけていた何かを取り戻したように感じます。
SNSを再開した今でも、スマホを開く回数、SNSを見ている時間は以前より大幅に減っています!
改めて3か月間を振り返ってみると、SNSを断ちにはデメリットよりも、メリットの方が遥かにたくさんありました。
SNS断ちのメリット
自分の時間が増える
SNS断ちをするまでは、長距離通勤や仕事のせいで時間がないというのを言い訳にして、自分のやりたいと思っていたことを後回しにしてばかりいました。
でも実際にSNSを辞めてみると、ないと思っていた時間があるように思えてきました。
インスタグラムをばかりを見てた電車通勤の時間に、本を読んでみたり、音楽を楽しんでみたり、ぼーっと外を眺めてみたり、スマホをいじること以外に時間を使うようになりました。
このブログを始めたのもちょうどその頃です。
友人との仲が深まる
実は、SNS断ちを始めた当初は、友人の近況が入ってこなくなることをデメリットとして捉えていましたが、途中からはこれがSNS断ちのメリットだと感じるようになりました。
というのも、SNS断ちをしてから、本当に仲のいい友人とは、直接電話することが増えたからです。
SNS断ちをするまでは、SNS上で友人の投稿を見たり、コメント欄でやり取りすることで、お互いの近況を知っている気になって、直接話すことがかなり減っていました。
SNS断ちをしたことで、本当の意味での友人と距離が近くなった感じがします。
その場を心から楽しむことができる
SNS断ちをする前は、スマホに夢中で、『心ここにあらず』という状況がよくあったように感じます。
旅行先や出先で、インスタグラムのストーリーに写真を投稿するためにスマホを開いたり、電車の待ち時間やレストランで食事を待つ間に、友人の投稿を見たりなど、事あるごとにスマホをさわっていました。
SNS断ちをしてからは、その回数が極端に減り、その場を心から楽しむことができるようになりました。
ストレスが減る
SNS断ちをする前は、オフィスを出てから帰宅するまで、スマホから常に新しい情報を入れ続け、疲れた脳を休ませてあげることがありませんでした。
SNS断ちをしてから、スキマ時間にスマホをいじる代わりに、少しぼーっとする時間を意識的に作るようになったで、ストレスとうまく向き合えるようになったように感じます。
電車の窓から見える景色や、朝日や夕日を眺めることで、仕事で起こった出来事を整理する時間が出来るようになり、仕事をプライベートに持ち込みにくくなりました。
SNS断ちデメリット
SNSで繋がった人と連絡が取れなくなる
当然ではありますが、SNSを辞めると、SNS上だけで繋がっていた人とは連絡がとれなくなります。
でも、SNS断ちのメリットでも紹介したように、本当に仲のいい友人とは、SNS以外でも付き合いが続きます。
それまでSNSを通して連絡を取っていた友人も、LINEや電話などSNS以外の手段で連絡を取り合うようになったりもしました。
まとめ
この記事では、約3か月間SNS断ちをした経験をもとに、SNS断ちを始めた理由や方法、実際に のメリット・デメリットをご紹介しました。
私は3ヶ月間SNSを断ってみて、デメリットよりも、遥かに多くのメリットを得ることができました。
SNS疲れに悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?