YouTubeやNetflixが誕生したことで、スマホやパソコンさえあれば、好きな時に好きなだけ動画を鑑賞できる便利な時代となりました。
ただ、その気軽さゆえに、動画をついつい見過ぎてしまう人も少なくないのではないでしょうか?
Netflixをイッキ見してたら週末が終わってしまった‥
YouTubeを見過ぎてしまう‥
といった悩みを抱えている方へ。
この記事では、YouTube・Netflixに依存気味だった私が、実際に動画の視聴を30日間やめてみた感想をご紹介します。
YouTube・Netflixから距離を置いた理由
私が YouTube と Netflix を30日間やめてみようと思ったきっかけは、過度の動画視聴が、生活習慣の乱れや心身の不調へとつながっていることを感じたからです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、お家で過ごす時間が長くなったことで、プライベートの時間の多くを動画視聴に費やすようになっていました。
生活スタイルの変化に伴う様々なストレスや仕事でのストレスから逃れるために、自分でも気づかぬうちに動画に依存した生活をおくるようになっていたのだと思います。
朝起きてから寝るまで、暇さえあれば動画を視聴し、予定がない週末は、動画を視聴していたら一日が終わっていたなんてこともありました。
料理中や掃除中をはじめ、お風呂のリラックスタイムですら動画を視聴することさえありました。
その頃の私は、全身のだるさや不眠、倦怠感を感じることが多く、充実感がない毎日を過ごしていました。
新年を迎え、このままではいけないと思い、30日間のデジタル・デトックスに挑戦することを決意したのです。
このアイディアは、『デジタル・ミニマリスト』のコンセプトとメンタリストのDaiGoさんが紹介していた『ドーパミン断食』から得たものです。
今回デトックスの対象とするデジタルを『YouTube』と『Netflix』に決め、30日間その使用を禁止することにしました。
※ 複数のヨガの動画だけは視聴OKというルールで挑戦をはじめました。
動画視聴をやめた30日間の記録
YouTube と Netflix で動画を視聴するを30日間やめている間に感じたことなどを、1週間ごとに記録しておきました。
1週目~
週の始まり『月曜日』にデトックスをスタート!
『デジタルドーパミンの恐怖|動画を飛ばし見・倍速視聴してしまう原因にも?!』の記事にも書きましたが、メンタリストのDaiGoさんによると、デジタル断食のを成功させる鍵は最初の12時間だそうです。
そのため、YouTube と Netflixを簡単に視聴することのできない、仕事の忙しい月曜日をあえてデトックス初日に選びました。
在宅勤務中ということもあり、お昼休みと仕事の後に動画を視聴することが多かったので、その時間を、他の活動や趣味の時間に置き換えることで気を紛らわせるようにしました。
一週目は、仕事が終わって、ひと休みしている時に、YouTubeを見たい衝動に駆られることが多かったです。
ただ、仕事の後や週末に普段より多めに予定を入れていたので、思ったよりも動画が視聴できないことを辛いと感じることはありませんでした。
2週目~
仕事や家事で忙しかったのと、動画の視聴を他の活動に置き換えることで、2週目の平日も特に問題なく経過。
この頃から仕事の忙しさは変わらないのに、心に余裕ができるように感じました。
ただ、この週末は特に予定が入っていなかったので、『Netflixで動画鑑賞したいなぁ』という気持ちが強かったです。
それを我慢して、動画を視聴する代わりに、ブログ作業や大掃除に時間を費やしました。
数か月ぶりに重い腰をあげてランニングにも行けて、久しぶりに心から充実感を得ることができた週末になりました。
3週目~
この頃から規則正しい生活リズムが身についてきて、夜は自然と早く眠くなり、朝気持ちよく目覚めるようになりました。
朝早く起きれるようになってから、朝の自由な時間が増えたので、仕事が始まる前の1時間程度を朝活に充ててみることにしました。
勉強やブログ作業など、朝活でやりたいことに時間を使えるようになってから、毎日の生活に充実感が生まれ、仕事にも意欲的に取り組めるようになりました。
これまでは、仕事の始まるギリギリに起きることが多かったので、朝時間に余裕があることの大切さを改めて実感できた週になりました。
生活が充実すると共に、YouTube や Netflix で動画を視聴したいと思うことも少なくなりました。
4週目~
規則正しい生活リズムを保ちながら、ウォーキングや寝る前のヨガなど、新しいことを習慣として取り入れることができています。
普段より凝った料理に挑戦してみたり、カイワレ大根やハーブを栽培してみたり、自宅で新しいことに挑戦することが増えるようになりました。
ただ、この週は、緊急度の高い仕事が重なり、部屋にこもって動画の世界へ逃げ出したい衝動にかられたことがありました。
仕事で強いストレスを感じた時に YouTube や Netflix の世界へ逃げるというのが、私の悪い習慣になっていたのだと改めて実感です。
もちろんデトックス中は動画の世界へ逃げることができないので、普段より長めにヨガをしたり、お気に入りの入浴剤でお風呂に入ったり、セルフケアの時間を設けるようにしました。
動画視聴を一定期間やめてみた感想
結果的に、私は YouTube と Netflix を30日間やめてみて、本当によかったと思っています。
一定期間、依存していたものから距離を置くことで、自分の心身と向き合い、日々の生活習慣を見直すことができました。
この30日間で、自分がいかに動画鑑賞に時間を使っていたのかを思い知りました。
これまでの私は、仕事の忙しさや疲れていることを言い訳にして、動画を視聴すること以外の趣味や活動へ時間を費やすことが減っていました。
この30日間は、他の趣味や活動に自分の時間を使うようになったことで、規則正しい生活リズムを取り戻し、心に余裕が生まれ、忙しい生活の中でも充実感を得られるようになりました。
もちろん『Netflixイッキ見は心身に悪影響?リスクだけでなくプラスの効果も!』の記事でも書いたように、動画を視聴すること自体が一概にそれが悪いことだとは思いません。
ただ、何事にもバランスが大事!
私の場合、YouTube や Netflix で動画を観るという行為に依存気味になっていて、適度な視聴時間を保てていませんでした。
30日間のデトックスを終えた今、何より大事なのが『今後どのようにして YouTube や Netflix と付き合っていくか』だと思います。
このまま、元の生活に戻り、また同じように動画を視聴するのでは、せっかく取り戻した自分にとっての最適なバランスがまた崩れかねません。
自分の心と体の健康を保つためにも、今後は動画の視聴時間を制限するなどのルールを決めて、少しずつ慎重に生活の中にまたYouTubeとNetflixを戻していきたいです。
まとめ
この記事では、YouTube・Netflixに依存気味だった私が、実際に動画の視聴を30日間やめた経緯やその経験から学んだことなどを紹介しました。
依存していたYouTube・Netflixから30日間離れてみたことで、私はプラスの効果を得ることができました。
私と同じように、動画の見過ぎで悩んでいる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?