ヨーロッパで最も人気のある観光都市の一つであるコペンハーゲンは、歴史的建造物からモダンなデザインまで見所がたくさんつまった魅力的な街です。
コペンハーゲン市内中心部の名所は?
おすすめの観光スポットはどこだろう?
といった疑問をお持ちの方へ。
この記事では、コペンハーゲンの観光情報を知りたい方向けに、市内中心部のおすすめの観光スポット9選をご紹介します。
この記事を書いている私は、2019年の4月にコペンハーゲン市内中心部の観光に行きました。
見所の多いコペンハーゲンですが、代表的な人気の観光スポットのほとんどが市内中心部に集まっているので、 前もって観光プランを立てておけば、効率よく観光スポットを回ることが出来ます。
コペンハーゲン市内中心部で外せない定番の観光スポットをこの記事にまとめてみたので、旅行の計画を立てる際の参考にしてみてください。
ニューハウン(New Harbour)
コペンハーゲンで最も人気の高い観光地、ニューハウン。
コペンハーゲンのポストカードや旅行雑誌などにはこのニューハウンの写真が使われていることが多いので、ご存じの方も多いとおもいます。
ニューハウンはデンマーク語で『新しい港(Nyhaven)』という意味で、1670-73年に国王クリスチャン5世によって造られた人工的な港です。
ニューハウンの運河沿いにはカラフルで可愛らしい建物が立ち並んでいます。
運河沿いには、レストランやカフェが並んでいるので、テラス席に座って食事をしながらゆっくりとこの景色を眺めるのもおすすめです。
ただ、大人気の観光地ということもあり、お昼にニューハウンを通りかかると、たくさんの観光客で混雑していて、歩くのもやっとという感じでした。
早朝のニューハウンは観光客も少なく、運河沿いのカフェでゆっくりと朝ごはんを食べることができました。
ラウンド・タワー(The Round Tower)
コペンハーゲンの中心地に建つラウンド・タワーは、クリスチャン4世により天体観測所として1642年に建てられた歴史のある展望台です。
ヨーロッパで一番古い展望台で、元々は天文観測所として使われていました。
タワーの高さは34.8mあり、展望台までは、らせん状になった緩やかな坂が209m続いています。
頂上は意外にも広くて、コペンハーゲンの街並みを360度見わたすことができます。
ストロイエからも歩いていける距離にあります。
正式名称:Rundetaarn
住所:Købmagergade 52A,1150 København K(Googleマップ)
公式HP:https://www.rundetaarn.dk/en/front-page/
料金:大人 25 DKK│5~15歳 5 DKK│コペンハーゲンカードで入場可
ストロイエ(Strøget)
ストロイエ(Strøget)は、コペンハーゲン市庁舎広場(Rådhuspladsen)からコンゲンス・ニュート広場(Kongens Nytorv)までを繋ぐショッピングストリートで、とても賑やかな歩行者天国となっています。
通りには歌を披露している方や、パフォーマンスをしている方などもたくさんいて、歩いているだけでも十分楽しめるエリアです。
フレデリクス教会(The Marble Church)
アメリエンボー宮殿のすぐ後ろに立っている緑のドームが特徴的な美しい建物はフレデリクス教会です。
コペンハーゲンの人々からは『大理石の教会(Marmorkirken)』と呼ばれ親しまれています。
この教会には高価な大理石が使用されているため、建築が途中で何度も中止になってしまい、完成までにおよそ100年以上もの年月がかかったのだそうです。
教会内へは無料で入れますが、ドームに登るのには入場料がかかります。
正式名称:Frederiks Kirke(Marmorkirken)
住所:Frederiksgade 4, 1265 København(Googleマップ)
公式HP:https://marmorkirken.dk/index.php?page=visits-to-the-dome-en
料金:大人 35 DKK│18歳未満 20 DKK
チボリ公園(Tivoli Gardens)
チボリ公園は、1843年オープンの世界最古の遊園地で、中央駅と市庁舎のすぐ近くにあります。
アトラクションだけでなく花が咲き誇るガーデンや夜には綺麗なイルミネーションが楽しめます。
チボリ公園の美しさはウォルト・ディズニーが参考にしたほどだともいわれています。
ちなみに、コペンハーゲンカードにチボリ公園の入場料は含まれていますが、アトラクションの料金は含まれていないので、別で購入する必要があります。
アトラクションに乗る方法は2つ:
乗り放題のチケットは、ベースの『Unlimited Ride Tickets』で 245DKK(約3,900円)となっています。(※1DKK=16.02で計算)
アトラクション毎にチケットを購入する場合、アトラクション付近に設置されている券売機でチケットを購入することができます。
券売機では、クレジットカードも利用できました!
チケットは1枚 30DKK(約480円)で購入することができ、アトラクションによって1回乗るのに必要なチケット枚数が決められています。
大体1つのアトラクションに、1回乗るのに2-3枚のチケットが必要なようです。
アトラクション『THE ROLLER COASTER』は、2枚のチケット(約960円)が必要でした。
正式名称:Tivoli
住所:Vesterbrogade 3, 1630 København(Googleマップ)
公式HP:https://www.tivoli.dk/en/
料金:大人 130 DKK 《週末料金 +10 DKK》│3~7歳 60 DKK│コペンハーゲンカードで入場可(※アトラクションの料金は別、詳しくは公式HPへ)
コペンハーゲン市庁舎(Copenhagen City Hall)
コペンハーゲン市庁舎は、1905年に建てられたコペンハーゲン6代目の市庁舎です。
コペンハーゲン市庁舎の塔は、コペンハーゲンで2番目に高く、105.6メートルあります。1番目に高いクリスチャンボー城の塔の高さとの差はわずか40センチとなっています。
無料で内部を見学することもできますが、英語のガイドツアーも毎日開催されているようです。ツアーの参加料と塔への入場料は別々で購入する必要があります。
正式名称:Kopenhaven Raadhus
住所:Rådhuspladsen 1, 1599 København V(Googleマップ)
公式HP:https://international.kk.dk/
料金:塔のみ 40 DKK│コペンハーゲンカードで入場可(※ツアーは別料金 60 DKK)
博物館・美術館
コペンハーゲン市内には国立博物館(Nationalmuseet)、コペンハーゲン国立美術館(SMK – Statens Museum for Kunst)を始め、デザインミュージーアム(Designmuseum Danmark)やトーヴァルセン美術館 (Thorvaldsens Museum) などたくさんの博物館や美術館があります。
コペンハーゲンの美術館は世界的にも有名で、多くの観光客やアーティストを魅了しています。
コペンハーゲンカードを購入しておくと、市内にあるほとんどの博物館・美術館への入場料が無料となります。
運河ツアー(Canal Tours)
運河の街コペンハーゲンでは、観光ボートを始め、たくさんのボートが往来しています。
コペンハーゲンカードに含まれている運河ツアーは約1時間ほどで、ブラックダイアモンドと呼ばれる王立図書館(Den Sorte Diamant)や人魚姫の像(Den lille havfrue)などコペンハーゲンにある数々の観光名所をガイド付きで効率的に巡ることができます。
ツアー会社名:Stromma Denmark
住所:Ved Stranden 26, 1061København K(Googleマップ)
公式HP:https://www.stromma.com/da-dk/kobenhavn/
料金:95 DKK│コペンハーゲンカードで参加可
デンマーク王室の名城(Royal)
デンマークの首都であるコペンハーゲンには王室関連の観光スポットが数々あります。
コペンハーゲン市内観光の際に絶対に外せないのが、三大観光名所『クリスチャンボー 城』、『アマリエンボー宮殿』、『ローゼンボー城』です。
全てコペンハーゲン市内中心部に建っているので、旅行プランに入れておきたいおすすめスポットとなっています。
この三つのお城・宮殿についての詳しい情報は『デンマーク王室関連の観光名所|お城・宮殿3選【コペンハーゲン観光】』をどうぞ。
まとめ
この記事では、コペンハーゲン市内中心部のおすすめ観光スポット9選をご紹介しました。
コペンハーゲン市内中心部での観光を考えている方の参考になれば嬉しいです。
※ 2019年9月現在の情報です。最新の情報につきましては公式サイトをご確認ください。