コペンハーゲン市内の観光地巡りでたくさん歩いた後には、広大な緑地を持つ公園や庭園で少し休憩してみるのはどうでしょうか?
この記事では、 春のコペンハーゲン観光を考えている方向けに、 コペンハーゲン市内のおすすめ休憩・散歩スポット3選をご紹介します。
この記事を書いている私は、2019年の4月にコペンハーゲン市内を観光しました。
ここで紹介する公園や庭園は、その際に訪れた所で、どれもコペンハーゲン市内にあり、無料で一般に公開されてます。
観光の合間にくつろぐのにぴったりです。
コペンハーゲンの春
北欧の国の一つであるデンマークでは冬が長く寒い時期が続きますが、デンマークにも日本と同じように四季があり、それぞれ魅力的な景色を楽しむことができます。
ちなみにデンマークも同じ北半球に属していますので、日本が春の時はコペンハーゲンも春の季節です。
4月〜5月がコペンハーゲンでは春にあたり、4月の平均気温が6℃、5月で12℃となっています。
春とはいえ、日陰などは肌寒いので、カーディガンやセーターなどを準備しておくといいかと思います。
王の庭園(The King’s Garden)
ローゼンボー宮殿の周りに広がっている大きな公園は『王の庭(Kongens Have)』と呼ばれ、市民の憩いの場となっています。
この庭園はデンマーク国内で最も古い王室庭園であり、1600年代初めにクリスチャン4世によってルネサンス様式で設立されました。
園内には彫刻が配置されていたり、お花が植えられていて、とても美しくてのどかな公園なので散歩コースや観光の途中の休憩に最適です。
一般に無料で公開されているので、芝生の上で寝転んでいる人や散歩・ジョギングをしている人もたくさんいました。
正式名称:
Kongens Have
住所:
Øster Voldgade 4A, 1350 København K(Googleマップ)
公式HP:
https://www.kongeligeslotte.dk/en/palaces-and-gardens/rosenborg-castle-and-the-kings-gardens.html
植物園(The Botanical Garden)
コペンハーゲンの植物園は、大学の自然史博物館の一部として、綺麗に設備された園内が一般に無料で公開されています。
園内には広々とした芝生や池、さまざまな種類の植物が植えられている場所もあり、市民の憩いの場所ともなっているようです。
この植物園は春になると美しい桜が見られることでも知られています。
観光の途中に少しリラックスするために訪れるにも、絶好のスポットです。
ランゲリニエ公園 (Langelinie Park)
コペンハーゲンで桜の名所として知られている『ランゲリニエ公園』では、毎年4月末から5月初め頃に桜が開花し、訪れる人々を魅了しています。
この公園の広場に植えられている200本の桜の木は、アンデルセン生誕200年記念のお祝いに日本のパン屋さん『アンデルセン』が寄贈したものだそうです。
毎年4月の終わり頃になると公園の広場では、桜祭りが開催され、デンマークにいながらも日本の美しい桜を楽しむことができます。
ランゲリニエ公園周辺のおすすめスポット
ランゲリニエ公園の周辺には合わせて訪れたいスポットがいくつかあります。
ここでは公園周辺のスポット3選をご紹介します。
ランゲリニエ公園へ訪れる際にはのんびりと公園の周辺を散歩がてら歩いてみてはいかがでしょうか。
カステレット要塞(The Citadel)
コペンハーゲン港からの侵入を防御する目的で17世紀に建設された『カステレット要塞』は、ヨーロッパ各地に見られる星形をした要塞です。
今日、要塞内の建物は軍の兵舎と事務所として使用されていますが、このエリアは一般公開されているので、散歩やジョギングを楽しむのにも人気のある場所となっています。
人魚姫の像(The Little Mermaid)
デンマークの象徴として有名な人魚姫の像(Den Lille Havfrue)は、アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフにした歴史あるブロンズ像です。
天気のいい日にランゲリニエ公園から人魚姫の像まで遊歩道に沿って散歩をするのも気持ちがいいよ!
実は、この人魚姫の像は、 日本ではシンガポールのマーライオンとベルギーの小便小僧と並んで、 世界三大がっかり観光スポットとしても知られています。
理由の一つとしてやはり像の『小ささ』が関係しているようです。
それに加えて、この像は市内中心部から少し離れたところにあるため、時間を費やしてこの人魚姫の像だけを見に行った人からすると『期待していたのと違ってがっかり』と感じてしまうことが多いようです。
小さな人魚姫の像の周辺は、たくさんの観光客で賑わっていて、遠くから写真に収めるのもやっとという感じでした。
この像を見るためだけに市内中心部から足を運んでいたら、確かに少し『がっかり』という気持ちも分かる気がします。。。
ただ、人魚姫の像の周辺には、ランゲリニエ公園など見どころが他にもあるので、周辺の散歩と合わせることで、十分に楽しむことのできるスポットだと思います。
チャーチル公園(Churchill Park)
チャーチル公園はカステレット要塞の南側にある緑が美しい静かな公園です。
園内にある聖アルバニ教会(St. Alban’s Church)やゲフィオンの噴水 (Gefion Springvandet)、この公園の名前の元となったチャーチル英国元首相の像も見どころです。
この日は天気がよかったので、公園内の芝生の上で寝転んで休憩している人たちがたくさんいました。
この教会と桜を眺めながらの日向ぼっこはかなり気持ちがいいのでおすすめです。
まとめ
この記事では、コペンハーゲン市内を春に観光する際におすすめな休暇・散歩スポット3選をご紹介しました。
- コペンハーゲンの春
- 王の庭園(The King’s Garden)
- 植物園(The Botanical Garden)
- ランゲリニエ公園 (Langelinie Park)
- ランゲリニエ公園周辺のおすすめスポット
観光の途中に少し休憩を挟んでゆっくりとした時間を過ごしたい方は、参考にどうぞ。
※ 2019年9月現在の情報です。最新の情報につきましては公式サイトをご確認ください。