リアルタイムで話をしたり聞いたりできる音声SNSアプリ『Clubhouse(クラブハウス)』。
2021年に入ってから日本で爆発的なブームを巻き起こしていますが、
Clubhouse楽しいんだけどなんだか疲れちゃった‥
と早くも『クラブハウス疲れ』を感じる人も増えているようです。
この記事では、ネット上で調べたClubhouse利用者の意見を参考にして、『クラブハウス疲れ』を感じる人が増えている理由を3つに分けてご紹介します。
クラブハウスブームの背景
2020年3月にアメリカでリリースされてから、世界各地で人気を集めているClubhouse(クラブハウス)は、招待制・音声ベースのSNSです。
コロナ禍で自粛生活が続き、人と気軽に会えないということもあり、リアルタイムで会話を楽しむことができるClubhouseは日本でも今大注目されています。
利用者はルーム(部屋)を立ち上げ『話す側』になったり、他の人が立ち上げたルームに入って『聞く側』の一人にもなったりすることができます。
気になるテーマのルームに参加して会話を楽しんだり、著名人の話をラジオ感覚で楽しむこともできます。
ラジオと少し違うのが、リスナーが挙手ボタンを押し、ルームの主催者が承認すれば、会話に参加することもできるという点です。
クラブハウスを友人とのグループ電話に活用している人もいるみたいだよ★
まだまだ人気上昇中のClubhouseですが、最近では早くも『クラブハウス疲れ』の声も聞こえるようになってきました。
今回は、ネットやTwitter上にあげられているClubhouse利用者の意見を参考にして、その理由を調査してみました。
クラブハウス疲れの理由3つ
Clubhouseに疲れを感じる理由は人それぞれですが、ネットやTwitter上で利用者の感想を調査してみると、その理由は主に次の3つに分けられます。
理由1:知られたくない人とつながってしまう
TwitterやInstagramでは、メールアドレスでのアカウント登録ができるため、サブ垢など、複数のアカウント使い分けることができます。
一方で、Clubhouseは、本名・電話番号での登録が必要なため、一人につき1アカウントである場合がほとんどです。
そのため、プライベートと仕事などでアカウントを分けることは難しくなっています。
その上、Clubhouseでは、電話帳に登録されている番号から、繋がりたくない人とも繋がってしまう可能性が高いです。
実際に、『会いたくない人とも再会してしまった』、『会社の同僚に知られてしまった』、『絶縁したはずの元カレからフォローされてしまった』といったケースも‥
Clubhouseでは、自分のフォローしている相手がどのルームに入っているのかが見えるため、身バレしてから、『気軽に色々なルームに入れなくなった』という人もいるようです。
理由2:人間関係に疲れてしまう
クラブハウス内での人間関係や気遣いに疲れてしまう利用者が増えていることも、『クラブハウス疲れ』の大きな原因となっているようです。
本名&電話番号で登録するのがルールなClubhouseでは、一般的に知り合い同士での繋がることがほとんど‥
それゆえに、Clubhouse内での人間関係に悩む方や、気疲れしてしまう方も多いようです。
立ち上げたルームで、知り合いに挙手ボタンを押されたら断りづらい‥
聞き手に回りたい場合でも、知り合いにスピーカーとして参加するように頼まれたから断りづらい‥
その他にも、Clubhouse内の『意識高い系ルーム』や『フォロワー数』、『マウンティングをしてくる人』に疲れを感じる人も増えているようです。
理由3:ハマりすぎて寝不足になってしまう
アーカイブは残らず、リアルタイムにルームに参加した人だけが聞いたり話したりできるような仕組みになっているClubhouse。
それに加えて、人と気軽に話せる楽しさや、著名人の方々と直接話せる機会もあることで、ハマりすぎてついついClubhouseに時間を使い過ぎてしまう人も増えているようです。
中には、ルームから抜け出すタイミングがつかめなくて、ルームに長居してしまうという声もありました。
Twitter上では、Clubhouseを利用することで、『睡眠時間が削られてしまう』、『寝不足』、『睡眠時間が犠牲になる』などの投稿がたくさんみられました。
まとめ
この記事では、ネットやTwitter上での利用者の意見を参考にして、『クラブハウス疲れ』を感じる人が増えている理由を大きく3つに分けて紹介しました。
これはClubhouseだけではなく、SNS全般に言えることですが、あくまでも生活に支障が出ない範囲で利用することが大切です。
自分に合ったClubhouseの利用方法を見つけ出して、メリハリをつけて楽しんでみてはいかがでしょうか。