CCSK試験に独学で合格!おすすめの参考書や勉強法|クラウドセキュリティ

知的スキル

クラウドセキュリティのCCSKを取得したいと考えている方へ。

受験対策を始めるにあたり、

どの参考書を使って勉強しよう‥勉強期間は?試験当日の流れって?

など、疑問に思う方も多いのでははないでしょうか。

この記事では、私が独学でCCSKの試験に合格するのに活用したおすすめの参考書や勉強方法をご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • CCSK試験について
  • 試験登録時の注意点と試験当日の流れ
  • CCSK対策おすすめの参考書と勉強期間

この記事を書いている私は、約1ヶ月の独学で CCSK v4 の試験に合格しました。まだ記憶が新しいうちに、今回は私が実践した勉強方法や試験の流れなどをまとめていきます。

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CCSK試験について

米国クラウドセキュリティアライアンス(CSA)が2010年にリリースした『CCSK(Certification of Cloud Security Knowledge)』試験では、クラウドセキュリティについての幅広い基盤となる知識が試されます。

CCSKv4の試験概要

  • 試験時間:90分
  • 試験問題数:60問(選択式)
  • 合格点:80%
  • 言語:英語、スペイン語、日本語から選択可
  • 試験方法:オンライン試験(持ち込み可)
  • 受験料:1トークン($395)で2回受験可
  • 対象者:セキュリティプロフェッショナル、もしくはクラウドセキュリティの知識を得ようとしているすべての方

CCSKはオンライン試験なので、自分のタイミングで、いつでも好きな場所から受験できます。

資格の言語は、日本語、英語、スペイン語の中から選べ、合格するには 60問中48問(80%)正解する必要があります。

私は、英語でCCSK v4 を受け、93%正解で合格することができました。

試験へ登録する際の注意点

CCSKを取得するためには、まずCSAの公式サイトで、アカウント登録する必要があります。

アカウント登録の際に注意したいのが主要メールアドレス(primary email)!

ここで登録したメールアドレスは、CCSKの合格証明書に氏名と一緒に記載されます。

そして、一度登録したメールアドレスを変更するには、CSSKに問い合わせなければいけません。

私は合格後に証明書を見てそれを知ったのですが、CCSKのサポートチームに問い合わせると迅速にアドレス変更をしてくれました。

私が試したCCSK勉強方

CCSKの試験は持ち込み可なので、試験中にガイドを参照してもOKです。

ただ、90分以内に60問の質問を解くには、1問あたりに費やせる時間は1分30秒‥

時間内に全ての問題を解くためには、あらかじめ知識を身につけていることが必要であるとされています。

CCSK試験の公式ガイド

CCSK試験範囲は次の3点の公式ガイドからなっています。

  • CSAガイダンス|Cloud Security Guidance(v4.0)
  • ENISA:Cloud Computing Befits, risks and recommendations for information security
  • CCM(Cloud Conotrol matrix)v3.0.1

CCSK v4 Exam Preparation Kit(英語版)はこちらからダウンロードできます。

日本語版については、CSAジャパンのこちらのページを参考にしてみてください。

その他の参考書・練習問題集

英語版の試験の受験を検討されている方におすすめな参考書などを紹介します。

CCSK All-in-One Exam Guide

独学で試験勉強を進めたいと考えている方に、おすすめしたい参考書がこちら!

CCSK Certificate of Cloud Security Knowledge All-in-One Exam Guide(by Graham Thompson)

試験に必要なものが一冊にまとまった、まさにオールインワン(All in one)ガイドです。

CSAの公式ガイダンスよりも読みやすく、試験に合格するためだけでなく、クラウドセキュリティの知識を得るのにも役立ちます。

更に嬉しいのが、この本には、オンラインの練習問題もついてくること!

実際の試験問題に似た形式の問題が多く出題されるので、どんな問題が出るかを知るのに役立ちました。

Whizlab:オンラインCCSK練習問題

CCSK All-in-One Exam Guideに練習問題に加えて、私は WhizlabsでCSSK試験の練習問題 を購入しました。

試験3回分の練習問題(60問×3)が含まれていて、定価$29.95 が、セールで約$15くらいになっていました。

『試験モード』と『練習モード』で問題に挑戦することができるので、試験の傾向に慣れるのに最適です。

CCSK Practice Tests

最後に、私が気になっていたCCSK試験の練習問題集がこちら!

CCSK Practice Tests(by Ben Malisow)

試験の全分野をカバーする300問以上の演習問題が収録された問題集です。

この問題集を購入していたのですが、残念ながらトラブルで商品が届かず、試験に間に合いませんでした。

Kindle版を買えばよかったなと後悔です‥

練習問題をもっと解きたいなと感じた方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

CCSK All-in-One Exam Guideについてくるオンライン練習問題を終えてから、物足りないなと思ったら、 Whizlabsの練習問題やこの問題集を追加で購入するのを検討してみてもいいかもしれません。

独学で勉強した期間

私がCCSK試験対策の勉強をした期間は、約1ヶ月くらいです。

最初の2~3週間は、通勤時間や休憩時間に少しずつ『CSA公式ガイダンス』と『CCSK All-in-One Exam Guide』を読み進め、最後の1週間で練習問題を解いてみるという流れです。

➊ CSA公式のガイダンスを読む。

❷ CCSK All-in-One Exam Guide を読みながら、チャップターごとについている練習問題を解く。

➌ 出題傾向や問題の量、時間配分などを意識して、オンライン練習問題を解く。

仕事上でSaaSの導入に関わることがあるので、聞き慣れた用語も多く、ガイダンスの中にはサクッと読める分野もいくつかありました。

CCSK All-in-One Exam Guide と Whizlabs のオンライン練習問題の『試験モード』に挑戦して、実際の試験時間である90分で80%以上正解できるようになってから実際の試験に挑みました。

CCSK試験当日の流れ

私は朝一で試験を受けました。

CSSKのオンライン受験は、持ち込み可の試験ということもあってか、比較的にチェックがゆるかったです。

以前、違う検定をオンラインで受験したときは、試験開始前に本人確認をして、部屋全体や机の周りをカメラで一通り見せ、受験中はマイクとカメラがオンになっていて監視されている状態でした。

CCSKの試験では、事前チェックなども特になく、CSAのアカウントにログインして、試験開始のボタンをクリックすると、すぐに試験が始まり、制限時間のカウントダウンが始まります。

一応カメラをオンにすぐできるような状態で試験に挑んだのですが、特にマイクやカメラをオンにするようにというような支持もありませんでした。

試験終了後にすぐに結果がわかります。

合格した場合は、証明書もすぐにダウンロードできます。

まとめ

この記事では、私がCCSKの試験に合格するのに活用した参考書や問題集、勉強期間などを紹介しました。

クラウドの法的要件から技術的な対策まで、クラウドセキュリティについての幅広い基礎が学べるこの試験は、クラウドセキュリティの全体像を把握するのに最適だなと思います。

この記事でまとめた情報が、少しでも参考になれば幸いです

※2021年12月現在の情報です。最新の情報につきましては公式サイトをご確認ください。

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